生活経済ジャーナリストあんびるの  「あんびる〜ばぼ〜日記」

大学1年生と中学3年生のママの日常は アンビリーバボーなことばかり! 「子供のお金教育を考える会」代表のあんびるが感じた ちょっと驚きの日常を気ままにご紹介します…。

2006年01月

4

幼児期時代、
子どもはあまり実年齢と
育児書にかいてある「できること」
との差がない。
せいぜい、育児書にかいてある
「できること」に1年程度の
プラスマイナスがあるだけだ。

ところが、これが大人に
なってくるにしたがって
実年齢と「できること」の差が
乖離してくる。
それは、ニュースにでてくる
自称「大人」の実年齢と
精神年齢とを比較してみると
良く分かる。
ホリエモンの精神年齢は、
明らかに思春期だし、
東横インやヒューザーの
社長においては
小学校3・4年生の
ギャングエイジを髣髴させる。

これは精神年齢に
限ったことではない。
肉体年齢もまた乖離してくるのだ。
実は昨日、眼鏡屋さんに行ってきた。
どうも最近、よく見えなかったから
メガネを10年ぶりに
見てもらおうと思ったのだ。
結果、店員から思わぬ言葉を発せられた。
「老眼ですね。
遠近両用になさってみたら…」
エーっ、あんまりである。
私、まだうら若き38歳の乙女である。
私の肉体年齢は、実年齢と
また大きく乖離していたようだ。
あまりのショックに、
フレームを代える元気もなく、
レンズを遠近両用に換える注文だけ
かろうじてして帰ってきた。

でも、家に帰ってよく考えてみた。
この年齢を逆手にとって、
「ちょい悪オヤジ」ならぬ
「ちょい悪オバサン」を
目指す手もあったなと。
モデルはもちろん
『いじわるばあさん』。
鼻の先にめがねをひっかけて、
上目づかいに、人を食ったような
「ちょい悪」をアピールするのだ。
どうだ! 
20代の小娘にはできまい。
ははは。
決めた。
次、メガネを買い替えるときには、
「ちょい悪」に生まれ変わるぞっと!

4

講演会やら新年会やらで
夜、なかなか書く体力がなかった。
ようやく週末だ〜!

週末は家族、そして夫婦の時間
…とはいうけれど。
土曜の夜である今、
私たち夫婦は2台のテレビで
別々の番組を見ている。
よく夫婦共通の趣味が円満の秘訣…
なんていうけれど、
我が家は、夫婦別々の趣味、である。

夫はどうしても映画が良いと言い張り
私は週末の夜は仕事を忘れて
朝鮮人参酒10ccのみながら
へらへらお笑い番組を見るのを譲れない。
なんとも寂しい週末である。

あ、テレビに小梅太夫が登場している!
やっぱり夫婦別テレビでも
楽しいから、いいか。

年金改革で年金の夫婦分割が
認められ、来年はいよいよ
熟年離婚元年かといわれている昨今、
我が家で密かに進むテレビ分割。
危うし!

5

ここのところ忙しくて
あまり寝ていない。
その貴重な睡眠時間に
ちょっとした異変がおきている。
ある人物が連日現れているのだ。
ある人物とは…あの木村拓哉なんである。
しかも、だ。
私はなぜか彼を「キムタ!」と呼んでいるのだ。
そう、あのCMの石田純一みたいに…。

おとといの夢はこうだった。
キムタと私は、体育館にいた。
で、キムタは跳び箱を飛んで見せるのだが
いちいちこちらを見て
「ねえ、すごい? かっこいいでしょ?」
って、アピールするんである。
私はうるさいなあと思いながらも
「うん、すごいね、かっこいいね」と
お愛想笑いをする…。
そんな夢である。

そして昨日。
キムタと私は、結婚していた。
で、子どもまでいた。
私がキムタの書斎にいくと、
そこが意外に広いことに気づき
「ねえ、キムタ。
ここ、子ども部屋にしましょうよ。
いいでしょ」
というと、キムタは苦笑いしながら
「いいよ」といってくれる夢である。

なんだろ。この「キムタ」との親密さは。
それに、そもそもなんで「キムタ」なんだろ。
ジャニーズなら私は、
絶対に「赤西仁」派なんだけど。

ホリエモンは逮捕前に
「追われる夢を見た」といっていたそうだ。
だとすると、この「キムタ」は
何を意味するんだろ?

ああ眠い。けれど寝られない。
こんな仕事を残して、寝ちゃいけない。
でも…この夢の続きがどうしても気になる。
「キムタ」が気になる…。
気になる、気になる…。

1

大人が子どもを守る、
なんていうのは
幻想にすぎないんだろうか。
大人は、かなり勝手である。

ホリエモンのニュース一色の
今日の朝刊に
こんなベタ記事があったのを、
ご存知だろうか?

いわく「収益が落ち込んでいるため
競輪も、競馬のように19歳以上なら
学生も参加できるようにする」
というもの。
大学進学率が上がり、
一方で来年には大学全入時代を
迎えるといわれている今
学生ダメは、キツイということなのか?
それとも、新しいマーケットとして
学生のフトコロを狙っているのか?

学生に参加を許可するのは、
馬券を買っている学生を調査したところ
害が認められなかったからでもないし、
もちろん、学生がそう望んだからでもない。
学生に門戸を開く理由は、ただ一つ
収益確保のためだ。
ホントに大人は、身勝手である。

大学生をみてみるといい。
毎年春になると、
新歓コンパで飲みすぎて
救急車を呼んだ…なんていうことが
ニュースになるくらい、
まだお酒の飲み方も分からない、
“お子ちゃま”である。
賭け事との付き合いが上手にできると
どうして想像できようか??

ここのところ大学生が
悪質商法にひっかかる例が
増えていると聞いている。
どこまでも狙われる大学生。
「お金教育」、ますます大切になりそうだ。

2

今晩のテレビは、
「堀江容疑者」のニュースで
もちきりである。
子どものお金教育的にいえば、
このライブドア事件の背景から
企業のコンプライアンスの問題とか
また社会的責任投資の重要性とかを教える
教材にできるのかな、とは思う。
でも、私はもう一つ別のことを考えながら
画面を見ていた。

今、この時代が動いているときに
昔の話を持ち出して恐縮だが、
中学時代に愛読していた本に
三島由紀夫の「青の時代」があった。
これは『光クラブ事件』という
実際にあった事件を
題材にかかれたものであるが、
ここに書かれた主人公が、
堀江氏に実によく似ているのだ。
お金に対する万能感や
合理性を大切にする生き方、
体制に挑戦するかのような強引な経営手法、
…繁栄、そして破滅。

小説自体は、三島作品の中で、
たいした評価は得ていない。
ただ、主人公の鮮烈な生き方に
思春期の私は強く引かれた記憶がある。
表紙がなくなり、
ぼろぼろになった岩波文庫が、
まだ実家にあるはずだ。
だから、今の若い人たちが
堀江氏に魅せられるのも、わからなくない。

「青の時代」は主人公が
自ら命をたつところで終わる。
が、堀江氏には、
その主人公と違った未来を切り開き
氏に魅せられた多くの若者たちに、
社会に多くを学んだ成長した主人公の姿を
示して欲しいと切に願う。
それが次世代にとって
生きた「お金教育」になるはずだ。
私も「青の時代」の続きを
ぜひ読みたいと思う。

2

我が家にも、招かれざる冬の珍客が
ついにやってきた。
一つは雪で、
もう一つはインフルエンザである。

金曜日の朝、いざ講演会に行こうと思ったら、
娘が熱を出していた。
こういうとき、母親は本当につらい。
後ろ髪引かれる思いで講演会に行くと
働く母親の大先輩である
その小学校の校長先生(女性)が
温かい言葉をかけてくださり
本当に救われた思いがした。
働く母親の先輩の言葉って
本当にありがたい。
自分もまた、もっと若い世代に
力となる言葉を残していかなければ。

で、家に帰ったら、娘はさらに赤い顔をしていた。
翌日、朝一番で病院へ。
インフルエンザだったら、
48時間以内にタミフル、だ。
急げや急げ!
土曜日、東京は朝から大雪である。
娘に洋服をしこたま着せ、
カッパも着せ、ベビーカーに乗せて
毛布をかぶせ、かさを持たせて
いざ出発である。
でも…ここで気がついた。
娘はすでに4歳。
ましてだるまのように着込んでいる。
かなりの重量である。
しかも下は雪が積もっていて、
ベビーカーを押すのに、ものすごい力が要る。
片手に傘をさして、片手で押す…なんて
そんな生半可な押し方じゃ、びくともしない。
哀れ母親は、自分の傘をたたみ
両手でぐいぐいと
ベビーカーを押して病院へ行く羽目に。
頭には、こんこんと雪が積もってくる。
白髪じゃない、冷たーい雪だ。
さらに不幸なことに、そのとき私は
白いロングダウンコートを着ていた。
人からは雪だるまに見えたに違いない。
ベビーカーを押す雪だるま…。
なんて哀れな光景だろう。

病院での診断の結果、
娘は立派なインフルエンザだった。
冬の珍客に翻弄された、この週末。
今週、私は仕事をしこたま抱え
娘は自宅療養となる。
雪だるまは今、その顔を青く変えている。

4

今日はイベントの打ち合わせ。
この前のように失態がないように
前日に丹念に忘れ物検査をしておいたから
打ち合わせは問題なく進んでいった。

一定の認識を共有しつつも、
私とはまったく違ったバックグラウンドを
持っておられる方で
会話が刺激的で示唆に満ちていて
私にとっては打ち合わせ以上の
有意義な時間になった。
ちょっと大げさだけど
人間として生まれて本当によかったと思う。
犬や猫だったら、
こんな知的興奮は味わえなかったのだから。

大いに刺激を受け、
アドレナリン全開になった私は、
打ち合わせの後、勢いに乗って
喫茶店で鬼のように仕事を片付け始めた。
娘を迎えにいって、
家に帰っても、
息子が帰ってきても、
頭の中は仕事でいっぱい。
子どもたちの話に生返事していると
さっそく子どもたちからクレームがでてきた。
いかん、スイッチを入れ替えなくちゃ。

でも、気がつくと
「あれをこうして。
じゃなくて、こうして…」なんて
仕事の段取りを考えている。
これは、いかん。
今日は娘は縦割り保育の初日で
話したいことがたくさんあるだろうし、
息子と会話できるのなんて
あと数年のことだ。

ここは強制的に
ママモードに変身だ!
私はおもむろに、台所にあったワインを
グビグビっと飲んだ。
アドレナリンの分解には、アルコールが一番。
リラックス〜!

一気に開けてみた。コップに半分くらい。
ちなみに私はすこぶるお酒に弱い。
毎晩、晩酌するのだけれど、
だいたい10ccくらいの朝鮮人参酒で
いーい気分になれる。

結果、私は見事ママモードに戻れた。
が、戻りすぎた。
子どもにからみ始めたのだ。
「ママ、大好きなの!
チューちてください!」
なんて息子にまでいったものだから
すっかり引かれてしまった。
そして頭痛とだるさと、吐き気と…。

あーあ。我ながらなにやってるんだか。
それにしても
働く母親のモードチェンジを妨げる
アドレナリンはあなどれん。
アルコールは、もっとあなどれん!

4

昨日の物忘れは、まだよかったのかもしれない。
今日なんて、時がたつのも忘れてしまった。

夕方、息子が塾へ行ってしまうと、
珍しく娘が昼寝をしてくれた。
こんなことはめったいにない。
私は自由な時間を手にいれたのだ!
で、さっそく仕事を始めた。
例のデータベース作りである(2日前参照)。
元来、こういった作業が大好きなので
没頭していると、いつのまにか息子が帰宅。
昼寝から目覚めた娘と一緒に遊び始めた。
これも珍しい!
こんな珍事が連続して起こる幸運に感謝しながら
私は仕事をそのまま続行したのである。

そして、はたと気がついたのだ。
自分が、時がたつのを忘れていたことに。
時計の針はすでに午後7時30分を指している。
ま、まずい!
夕食も作っていなければ、お風呂も入れてない!
普段、子どもたちを8時30分には布団に入れ
9時には眠りにつかせるようにしている。
布団に入れるまで、あと1時間!

さすがに息子もあわててお風呂を洗ってお湯を注ぐ。
15分もするとお湯の準備ができたようなので
息子に娘をお風呂に入れてもらう。
その間に、夕食作り。
野菜を8種類、めった切りにして
冷凍しておいたいわしのつみれと一緒に
「つみれ汁」を作る。
これで「大地の会」の野菜を消費するという
ノルマも達成できるはずだ。
そして冷蔵庫の賞味期限が今日までの肉を選び
焼く。味付けは、もちろん塩・こしょう。
凝ってなんていられない。
これで一汁一菜のメニューがなんとか完成。

食卓に並べると息子がひとこと
「あ、またママ特製のまっずいスープだ」。
そりゃ、手っ取り早くノルマが達成できる
お鍋や、実だくさん汁、スープ等を
最近多用しているきらいはある。
でも、それもこれも母の愛。なんていうこと!
そもそもまずくないじゃない!
いろいろな野菜のだしが入って
おいしいはずよ!
私は、「つみれ汁」を一口含んでみた。
おいしーい!! 
講演で富山に行ったときに買ってきた
イカのおしょうゆの風味が、なんとも品よく
高級な味にしてくれている。
「おいしいよ! ね! ね?」
息子のコメントはなかった。
娘も、だまって「つみれ汁」をすすった。

食べ終わると息子が
「今度の週末は、ダダ(夫・スーパー編集長の愛称)
おいしいご飯、作ってくれるかなぁ」
あのね! ママもおいしいご飯作ってるのよ!
それにこのご飯だって、時間がない中
どんな思いで作ったか、
わかってるんでしょうね!
怒涛の口撃を見舞ってやろうと思ったら
スーパー編集長から電話が。
「今日の夕食はなに?」
「おいしいつみれ汁と、お肉」
「ふーん。おなかすいたから
ちょっと寄ってから帰るよ」
え? メニュー聞いといて、どういうこと?
もしやスーパー編集長もスープ恐怖症?

不愉快な夕食を終え、
いつもより30分遅れで9時に
子どもたちを布団に入れると、
スーパー編集長がご帰宅。
さっそく「つみれ汁、おいしいよ。食べる?」と
親切に提案するも、却下される。
代わりに「ラップ、なかったでしょ。
買い忘れてるんじゃない?」
といって、差出してくれた。
あ、忘れてた。
気を遣ってもらってるなあ。
そこで、はたと思い出した。
そういえば、今日介護のデータを調べていたら
痴呆症状チェックで
「最近、お料理の味がへんだといわれる」
というのがあったっけ。
ラップを見つめ、胸が熱くなった。
その時は…頼みます…、スーパー編集長…。

2

今日は、鬼の…いや娘の居ぬ間に
雑誌の編集の方々と打ち合わせ。
ところが、行く道3回も電車をのり間違えるし、
校正をファクスするのも忘れていたし、
準備しておいたはずの概要も
頭からすっかり抜けていた。
昨日の徹夜がたたったにしても、ひどすぎる。
以前ブログに書いた、
あの「脳力アッププリント」は、
私の脳には合わなかったのか、
それとも手遅れだったのか…!?
編集の方には、「博士の愛した数式」よろしく
ポストイットにいちいち書いておくように
すすめられた。
が、ポストイットがなかったから
手に書いた。こんなことしたの、中学以来だ。

ところで、今日は
待ち合わせ場所に向かう電車のホームや、
車中の会話も、そして打ち合わせでも、
枕言葉は「ホリエモン」。

で、考えてみた。
私は基本的に、株はお笑いと同じだと思っている。
なにも株を軽んじているわけではない。
むしろ経済教育に携わるものとしては
この株ブームはいかがなものか
と思っている。
でも、大衆の支持を集めるという点で
共通する両者は、
実際のところ非常に似たような
経過をたどるのだ。

今、お笑いが第3次ブームなら、
株はバブル期に次ぐ第2次ブームである。
だから、どんな株が今後生き残るかは
以前のお笑いブームで生き残った芸人さんを
参考にすればいい。
どんな人が残って、どんな人が消えていったか…。
一つ明らかなのは、一発ギャグや決まり文句で
ブームを作った人は、ほとんどの場合、
行方があやしい。
最近の例で言えば「ゲッツ」のダンディ坂野氏や
「なんでだろー」のテツandトモ
(個人的には今でも好き!)を
思い浮かべたらわかる。

一方、第1次ブームから残っているのは、
明石家さんま氏や島田紳介氏。
一発ギャグを連発するタイプではない。

一発で盛り上げたブームは、いずれ過ぎ去るのだ。
長期保有なら、ブームを作っていない地味株、
勝俣州和株なんかが、絶対狙い目なんである。

ライブドアは、残念ながら
「ホリエモン」という一発ギャグを
多用しすぎてしまった。
「ホリエモン」を脱して、
ライブドアが一企業としてなりたっていくには
今問われているコンプライアンスの問題も含め
大きく変貌していく必要があるだろう。
「コマネチ!」から映画監督に転身した
ビートたけしのように、
文学系の出版にシフトしたり、
大学を作ったりして、
ベネチアならぬ
ノーベル賞を…なんて。

今日は、お酒が入っていることもあり
軽く「お笑い」から考察してみたが
実は、ここにはもっと根深い、
シリアスな問題もある。
でも、それはまたの機会にしようと思う。
今日は、そんな難しいことを考えても
ポストイットがないと
考察したことを、
その場で忘れてしまいそうだ。
こんな日は、お正月に録画しておいた
お笑い番組でも見て、早く寝よう。
では、おやすみなさい。

3

日曜日、新聞に目を通していたら
あの日野原先生のコラムが目に
飛び込んできた。
日野原先生は、うちの子どもたち2人が
生まれた病院の院長先生。
そんなご縁もあり、
なんとなく親近感を抱いて
一時は先生の著作物のストーカー…
じゃない、追っかけ(?)が
趣味でもあった私。
いくら忙しかったとはいえ、
この新聞の連載を知らなかったとは…不覚じゃ!

その日野原先生いわく年150回もの
講演をされているのだとか。
いくら日野原先生とはいえ
1年は私と同じ365日だろうと推測されるから
2日〜3日に1回ご講演されている計算になる。
先生の御年は、実に私の2倍以上で
いらっしゃるのだから
まさに驚異的な体力。
私なんて1回講演するたびに
やれ腰が痛い、頭が痛い、
いや痛いのは胸だ…と大騒ぎだというのに。

でも日野原先生のすごいところは、
それだけではない。
毎回の講演で最新の情報を取り入れる
努力をされているという。
私も一応「ジャーナリスト」なんて
名乗ってしまったがゆえに、
講演会でも原稿でも、データや論文
といった情報は最新のものにするべく
心を砕いている。
が、これが大変なのである。
いつも講演の日が迫ってくると、
「アー、確か新しい調査が出ていた」
(もう一回調べなきゃ)
「ん? そいうえばあの論文を
紹介したいんだけど、どこにいった?」
(探さなきゃー)
「そうそう、この前の取材でおもしろいことが
あったっけ」
(どこじゃ、取材メモは…)
なんて、まさにサザエさん状態。
2〜3日に1回の講演なんてしたら
私のようなサザエさん頭では、
それこそ財布さえもっていくのを
忘れてしまうだろう。

しかしそこは日野原先生。
新聞記事や論文をチェックされて
データベースを作っていらっしゃるのだそう。
そうかあ…。
データのありかを忘れるのも年齢のせい、
整理できないのも年齢のせい、
講演前にあわてるのも年齢のせい…
そんな風に年齢を言い訳にしてきた自分が
恥ずかしい。
日野原先生は、年齢からして
私2人分の物忘れと、
腰痛を抱えていらっしゃる
はずなのだ…。

そこで今日は、心をいれかえて、
データベース作りにいそしんでみた。
でも、パソコンだけで管理するのは
なんとも心細い。
パソコンの中で、どこに置いたか
分からなくなりそうである。
そこで、スクラップとメモ帳で管理する方法に
してみた。
ちょっとみたところ、
ただの雑記帳か、いいところ「ネタ帳」である。
とてもデータベースなんて呼べない。
でも、まあ、いいか。
アナログで。
だってさぁ、私、もう年なんだからさっ!

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