仕事も住むところも失った人たちが戸惑う中、
新たな年がスタートしました。
国内だけでなく、
海外でも戦闘が激しさを増しています。
こんなに暗い年明けは、
記憶する限りなかったような気がします。

唯一、希望の灯りを携えて誕生しようとしている
アメリカの新大統領ですが、
一方で繰り広げられる警備の厳しさに
やはり世界の暗さを見てしまう気がしてしまうのです。

でもこの暗さは、きっと産みの苦しみ。
新しい社会への萌芽ととらえたい…。
そんな思いもあって
この正月休みは、本を読みまくりました。
その中の一冊が、かの古典(!)
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」。
実は経済教育学会でお世話になってから
尊敬してやまないU先生の研究室で、
世界で100部しかないという
マックス・ヴェーバーのドイツ語の全集を
お見掛けして、以来、まとまった時間が
あったら読みたいと思っていたのでした。

以前読んだ(字を眺めた?)のは大学のとき。
イスラエルに滞在する前、
ヨーロッパにさえ行ったこともなかった、
アジアの若干儒教的精神の残る小国しか
知らない少女(?)には、???だった。

世界を少し放浪して、
労働者として働いて、
改めておばさんになって読んでみる…。
???が?になった(*゚∀゚)っ。

それはさておき…
翻って考えてみる。
今の資本主義を推し進めている
精神って、一体なんだろうって。
それは、どこへ行くんだろうって。
そんなことを考えつつ、
2009年のスタートです。

今年も、相変わらず気が向いたら…
のブログですが、
どうぞ宜しくお願いいたします<(_ _)>