生活経済ジャーナリストあんびるの  「あんびる〜ばぼ〜日記」

大学1年生と中学3年生のママの日常は アンビリーバボーなことばかり! 「子供のお金教育を考える会」代表のあんびるが感じた ちょっと驚きの日常を気ままにご紹介します…。

2016年03月

東京地方、桜がほぼ満開。
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そして我が家の息子は、高校を卒業し…
春から大学生です。

まだ3月なのですが、
今の大学生は忙しいのですね。
手続きやら、健康診断やらで
もう今週から毎日のように大学に行っています。

いよいよ一番お金のかかるといわれる大学時代突入というわけで
今回のテーマは、実録・大学入学時の諸々出費。
いや〜意外なところでかかりました!

私の大学入学時には必要なかった出費が
隠れていたのです


それは…
電子機器にかかわる出費!です。

まずパソコンです。

息子の大学では、
キャンパス内のパソコンがすべてMac、情報の授業もMac。
私のwindowsのお古ではだめだと説得されました。
自損事故での補償、パソコン講座や外つけのDVD
1テラの外付けのハードディスク等ついた生協版で

約22万円!

うそでしょ。私のパソコン、10万円しないぞ…

さらに電子辞書。
これも生協版。
なぜか価格.comで出ていなかったため。
第2外国語で選んだスペイン語の辞書も入れて
約4万円!

ふう。

これに加えてスマホです。
息子の場合、高校生までガラケーだったので
ここも新規購入。
なんちゃら割引でいくらかかったのかよくわからなくなったけれど
約7万円の機種でした。

ここまでが電子機器類の出費。

ほかにもいろいろかかりました。
大学関係でいえば
大学のオリエンテーション委員会とやらに約2万円。
生協の加入料・保険で約3万5000円。

さらに身の回り品も。
受験中に視力ががくっと落ちたので、眼鏡を新調。
これが約2万円。
どこに行くのにも制服だったので、普段着がなく…
洋服代に約2万円。
パソコンカバンやボディバッグに
約2万円。


そして…スーツ関連。
これは必要かな〜?と思ったけれど
学会のお手伝いをして下さっっている学生の方々はスーツですし、
入学式だけでなくなにかと着る機会があったことを思い出して
買うことにしました。
スーツ、靴、ネクタイ、ワイシャツ…で
生協のクーポンを使って約6万円!

結局…43万5000円(スマホのぞく)!

まだかかっていない教科書代もこれから加わります。

我が家の場合、自宅通学、国立大学…なので
一番お金のかからないパターンだと思うのですが
それでも50万円近いお金が、学費のほかに出て行ったことになります。

これに加えて、学校指定のものが多かったり
一人暮らし開始したりするとなると…

前回触れました学費の値上がり状況や
「必要なもの」が増えていることを思うと
もはや教育費は、各家庭で…という今までのシステムは限界。

安倍晋三首相は予算成立を受けた記者会見で、
返済不要の給付型奨学金制度を創設する考えを表明されましたが、
本当に実現していただかないと。
大学がお金持ちだけの特権になっては
社会的な損失は計り知れませんから!

これからどこまで息子が負担するのか、
我が家ではバトルが起きることでしょう。
そのために、何にいくらかかったかわかるように
すべて通帳の記録に残るようにしました。
でもカードで支払った時に生じたポイントは、
私のもの…

そうそう、息子が高校のお友達と出かけた卒業旅行の費用は
しっかり息子のツケにしておきました!
早くバイト見つけてね



ここのところ「奨学金」で若者が苦しんでいる…
というニュースが、話題になっているようです。



当会にも、
お問い合わせをいただいています。

結論から言うと…
当会は、「子どもの経済的自立」は謳っていますが
一度も子どもの「自立」のために
「奨学金で大学に行かせよう」というお話はしていません。
(ここでいう奨学金は、”利子付き”奨学金のことです)

アメリカの大学生は、自立していて
大学も自費で行く…なんて言われていますが、
アメリカの事情と日本の事情は大きく違います。
(給付型が少ない、一度社会に出てからトライできるような入試…など)

私は、あえて子どもに「自立」を促すために
奨学金を使う…という方法は反対という立場できました。

もちろん、現状進学資金がないという場合には
この限りではありません。
教育ローンより、独立行政法人日本学生支援機構の奨学金の金利は低いですし
在学中に猶予があるのもうれしい制度だからです。

親の預貯金を、もしもの時に備えにとっておきたい場合にも、
奨学金を利用していいと思います。
親の預貯金を使い切ってしまって、
いざという時に銀行でローンを組むとなると
金利は高くつきます。
そういったケースでは奨学金を利用し
もしも…がなければ、卒業時に繰り上げ返済してしまえばいいわけです。

ただ、子どもに「自立」を促すために
奨学金を使う…という方法は反対ということです。

理由は3つあります。

一つは、有利子である点。
もし親に預貯金があるなら、こんなソンな話はありません。
奨学金の金利は、スーパー定期の30倍以上なのですから。
(スーパー定期0.01%として、奨学金2016年2月中に貸与終了した場合の利率固定式の貸与利率0.33%
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/riritsu/riritsu_19ikou.html)。

二つ目は、若者の雇用状況の不安定さです。
大学を卒業しても、非正規雇用や就職も進学もしていない進路未決定者など、
安定的な職についていない人は5人に1人と言われています。
さらに大学卒業後3年以内に3人に1人が離職していることを考えると
奨学金の返済に不安を抱かずにいられません。
この雇用の不安定さについては
いろいろな原因があるでしょうが、「結果」としてみた場合
「返済困難」な事態に陥る可能性があることには変わりありません。

3つ目は、安易に「奨学金」を利用し
本人も親も「自立」した気になってしまうからです。
でも、お金は使っているときには、たとえ借金であっても
「使える」ことには変わりないものです。
借金は「使う」時より、「返す」時に大変な思いをするのです。
つまり、「使う」学生時代ではなく、「返す」社会人時代に苦労するということ。
それよりも限られたアルバイト収入で
学生時代に苦労をした方がいいと思うのです。

まずは、奨学金を利用してまで大学に行く価値があるか
よく検討することこそ子どもの経済的「自立」に大切なことだと思います。

大学に行くのは、モラトリアム的な理由からではないのか。
本当に大学で学ぶことが自分のキャリアになるのか。
自分が行かれる大学は、必要な力をつけてくれるのに
十分な教育機関として機能しているのか。
むしろ専門の技術を身に着ける方が「自立」につながるのではないか。

今や大学全入時代ですから、
大学生になること自体に価値があるものでもありません。

ところで、大学費用は驚くほど上がっています。
ここに「奨学金」を利用しなければならない人が増加した
理由があると思います。

気になって調べてみると、
私の入学した昭和60年と今では
私立大学の授業料平均額は、およそ1.7倍。
国立大学は2.1倍。
2倍前後といったところなのです。
親世代が、自分のイメージを引きずっていると
いざという時、痛い目にあいますから
気を付けなくてはいけません。

それにしても、授業料、上がりすぎです!
きれいなカフェテリアとか、びっくりするような立派なビルとか
学生の学びの場として必要⁉

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