昨日、喜びに沸いたはずのロンドンが一転、
悲劇に見舞われました。
 もう10年近く前になりますが、私もイスラエル滞在中に、
あやうくテロの被害にあいそうになったことがあります。
私が去って30分後、エルサレムの通りで
バスの爆発テロがあったのです。
ホテルに帰ると、受付のおばんさんが、
私の肩をたたいて、無事を喜んでくれたのを覚えています。

平和な日々を突如恐怖に陥れるテロは
絶対に許されることではありません。
でも、イスラエルで、イスラエル人の居住エリアと
パレスチナ人のそれとの明らかな経済格差を目の当たりにすると
歴史や、民族や、宗教の違いだけでなく
こうした貧富の差が憎しみを、増幅させるように思えてなりません。
そして今、グローバル化を迎えて、
ますますイスラム社会との格差は拡大するばかりです。

テロ→戦争→テロ→戦争…。
こうした暴力の連鎖を断ち切るためには、
「われわれの価値観」(ブレア首相)を強調することでなく、
お互いの価値観を理解しようとすること。
そして先進国の冨を分かち合うことではないのでしょうか。
暴力は、何も解決しないのです。

一緒にニュースを見ていた、我が家の子供たち。
昨夜の就寝前の読み聞かせは、『七夕ものがたり』から
『ガンジー』の伝記に変更になりました。