取材までにちょっと時間があったから
コンビニの雑誌コーナーをのぞいてみた。
なんだ!これは!
「○歳若く見える」「肌老化を防ぐ」「若返り」…って
そんなのばっかりじゃん!
そんなに若いのが偉いのか!? 美しいのか?

だいたいテレビでもなんでも
「えー!? ○歳ですか? 見えなーい。
お若いですね〜」って褒めるけれど、そうかなあ。
シワも、たるみも、毛穴も…みんながんばって生きた証。
いばっていいじゃないか! 

だいたいファッションも、
なにもかも若者のものがいいっていうのが
おかしい。
茶髪に背中見せファッションより
白髪に赤いシャツのおばあちゃんファッションに
憧れるぞ、私は!
世の中の若者崇拝には、鉄拳だ!

って、怒った夜。夫が私の顔をしみじみ覗き込んでいった。
「毛穴、ぱっくりあいてる」
「あなたに出会った頃は、こうじゃなかったのに。
あたたのせいで、老けたんでしょー! 元に戻して!」
思わず叫んでいた。
「毛穴はがんばって生きた証」って
胸をはっていればよかったのに。
夫は、ムフフと笑いながら
「出会ったのは27歳、今38歳」とのたまう。

あーあ。怒っちゃった私も、やはり心のそこでは、
若さに憧れているのかな。
隣で寝息を立てている娘の肌がうらやましい(4歳だ…)。