夏休みが終われば、まもなく息子の誕生日。
プレゼントは何がいい?という話をしていたら、
息子は虫を買いたいとのたまった。
飼いたがるのではなく、買いたがったのです。
それもそのはず、ターゲットは
外国産の大きいカブトムシやクワガタ。
国立科学博物館にわざわざ行って、
外来種のことを学ばせても、
どうも理屈じゃなく、魅力的らしく…。
こうした甲虫が、今、男の子の間で大流行しているらしい。
今の子は命までお金で買うのか…。はあ。

私はそもそも「命を買う」ことに納得できないし
かといってこの都心では、カブトムシ採りさえ無理…。
困っていたところ、朝日新聞の販売店のお兄さんが
カブトムシを下さいました。
まあ、なんてありがたい!!
もちろん日本産だけど、息子はそれでも
生きている本物のカブトムシに大感激。
一緒に遊ぶのが日課となりました。
しかも、実家から戻ると
子供を産んでくれていたのです。
しかし新しい命と引き換えに、
間もなく親はなくなりました。
息子は、命のリレーに心をゆさぶられながら
幼虫の成長を楽しみにしています。
娘は、なくなった成虫のために
毎日、お祈りをしています。
私は朝日新聞の販売店のお兄さんに
感謝、感謝です。
世の中せちがらくなったといはいえ、
こうして助けの手が、
いつのまにか差し伸べられていることに
社会のありがたさを、あらためて思ったりしています。


明日は、京都で講演です。
いつもの日帰り強行軍。
昼間留守の間は、また社会の温かい手に
子供たちをゆだねることになります。