今、鳥取・米子空港で
飛行機を待っている。
実は高所恐怖症の私、
飛行機は大の苦手なのである。
なのに、到着便は、容赦なく揺れて
もう、生きた心地しなかったんだな。
他の人は、平然としていたけど。

だいたい、あんな鉄の塊が空を飛ぶことが
私には理解できない。
私は飛行機自体を信じられないのだ。

かつてエレベータもだめだった。
それを東工大出の正統派理系の義兄と
物理学専攻の実姉が2人がかりで
エレベーターの仕組みやら安全装置やらを
解説してくれて
なんとなくエレベーターが
理解でき、ようやく恐怖症から
開放された。
人間、理解できないものは怖いのだ。
私が飛行機が怖いのは、
宇宙人が怖いのと似ているのだ。

実は橋も、壊れないでいるのが理解できない。
だから怖くて渡れない。
そして高いビルもだめだ。
窓が壊れないでいるのが
理解できない。
ビルの屋上もだめだ。
もしかしたら自分が飛び降りるかも
しれない。
自分が理解できないから
やっぱり怖いのである。

やれやれ、こうしてみると
世の中私の理解にできないもので
あふれている。
だから私はいつも怖いのだ。
怖いのだ…。