このブログを書こうとしていたら
村上ファンドの村上世彰氏逮捕の一報が
入ってきました。

日本の株式市場は、
本当の意味ではまだほんの子ども。
今は、どう育つべきか
あるべき姿のモデルを
模索している段階です。
小泉首相の「公正かつ
信頼される取引がなされるように
そのような体制をつくって
いただきた」というコメントをみると
堀江被告、村上容疑者ともに
「そのような体制」のモデルではない、
あるべき日本の資本主義のモデルではないと
軌道修正する意味での
“逮捕”ではないかという気がします。

あるべき姿とは、
法令順守はもちろん、
法の隙間をぬうやり口も歓迎しない。
「敵対的買収」という“目新しい”方法も
日本においてはその実、
会社や株主に利益をもたらすどころか
停滞と混乱を巻き起こすにすぎなかったことも
モデルになりえなかった理由かもしれません。

とても優秀な頭脳が
なぜモデルとなりえなかったのか−。
かつて渋沢栄一は
「片手にソロバン、片手に論語」と
いいました。
でも今の時代についていこうとしたら
ソロバンをはじくだけで精一杯。
論語をひも解く間も
なかったのかも知れないなと、ふと思うのです。

新しい時代の寵児が、2人とも
表舞台から去りました。
これから、どんな寵児が登場するのだろう。
「○○さんみたいになりたい!」
「そうねえ〜」と
親子で感じいることができるような
よきモデルが登場することを願うばかりです。
そうしたモデルが生まれてこそ
みんなが希望を持って生きられる
経済社会となるのですから。