「挑戦」から「協調」へ…と
最近、ちょっと潮目が
変わってきているような気がして
仕方ありません。

今年に入って、ホリエモンや村上氏のような
「挑戦」的な戦略をとってきた人たちが
相次いで失脚。
すでに昨年あたりから、
一部企業では能力給の見直しも
行われつつあります。
これも従来の「協調」を重んじる
日本型経営への回帰と見ることも
できるかもしれません。

そして先日の長野県知事選挙では
たえず「挑戦」してきた田中氏が
大差で破れ、議会との「協調」を重視する
新知事の誕生となりました。

日本の伝統的な意識である「協調」は、
調和がたもたれる一方で
癒着などさまざまな弊害をもたらしました。
それに対する毅然とした「挑戦」は
フェアな社会を実現するかのように見えましたが
「挑戦」も一方で、日本人に心性を無視した
あるいは伝統的な「協調」のよさ
つまり暗黙のルールやモラルといったものを
破壊した、行き過ぎた面を露呈してしまいました。

やはり日本には、日本のやり方があるんだ…
という結論に至ったのが、
今の日本を覆う空気のような気がします。

また、昨日のイギリスでの
テロ未遂事件を鑑みると、
アメリカ式の「挑戦」的なテロ対策は
行き詰まりを見せています。
世界的にも「協調」が見直される
時がきているのかもしれません。

で、いよいよ誕生までカウントダウンを
迎えている、安倍(未来)政権。
早々とその寿命を、
この空気から読み取るとするならば、
「挑戦」的な今の安倍氏の政権は
そう長くはないということになります。
それとも「協調」路線へと
転じるのでしょうか。
日本国民のみならずアジア諸国も
注目する8月15日。
安倍(未来)首相の動向が
気になります。