最近、自分がつくづく無力だなあと思う。
文明が進歩して、いろいろなことが
人間の思うようにコントロールできて
きたのに、今なお、いろいろな不幸が、
依然としてあちこちにある。
ちゃんと動く体があって、
ある程度の自由もあるというのに
そうした不幸に、私自身
なかなか手を差し伸べることができない。

渋谷に来て、お金を使ってみても
ちっとも楽しく思えない子。
狭いインターネットカフェで
明日仕事が得られるか不安なまま
夜を明かす子。
親のお金でブランド品を買って
「ありがとう」と思えない子。
豊かだという日本にあっても
穴あきチーズみたいに
ポコポコと不幸の穴が空いている。
今私自身にあるモノを
どうにか活用して
この子達が希望のある人生を
送れるようにと思うのに。
無力なんだぁ。

MTVネットワークの調査によると、
「今の状況は幸せですか?」という問いに
「はい」と答えた若者(16歳〜34歳)は、
日本は世界14か国中最下位の、わずか8%。
ブービーのイギリスは21%だから
ぶちぬきの最下位…。
1位のアルゼンチンは、75%が
今、幸せだと思っている。

この閉塞的な状況の中で
何ができるんだろう。
今、できることはすごく少なくて
せめて…の思いでしているのが
「笑顔」でいること。
我が子の前でももちろん、
夫にも、街でも、バスや電車の中でも
いつも「笑顔」。
無力だなあと思う。
でも、せめてもの「笑顔」。
笑顔で「どうぞ」「ありがとう」
「おかえりなさい」「おつかれさまです」
無力の自分に、今、できること…
なのです。