今、教員免許の更新が話題になっているけれど
教育って本当に変わったと
最近、学校を訪れるたびに感じている。
私が免許をとったのは、
なんと18年前も前だものなあ。

特に変わったのは
「新しい学力観」に基づく授業。
ことに総合的な学習の時間の出現。
今までの一斉授業とまったく異なる。
こうした問題解決型の授業をする場合、
ファシリテーターの技法が参考になるので
勉強したりするのだけれど
やはり問題は残る。
一つには、相手が子どもであるということ。
ファシリテーション自体が
もともと大人を相手に開発されたものだから
自由な発想に満ち溢れている子どもの場合、
収拾がつかなくなる可能性が…。
二つ目に、テーマの問題もある。
一つめの問題にも関連するのだけれど、
興味がもてないと、そもそも成立しない。
問題を自ら発見する…ところから
上手にすすめるには、
テーマ設定、難しいぞ。
三つ目は、時間。
本来なら、こうした授業は
ファシリテーターが一方的に導くのではなく
受け手側との相互のやり取りの中から
新たな発見を相互にしていくという
ダイナミズムが魅力であるはずなのだけれど
45分間に収めようと思うと
そのダイナミズムを制御していかざるを得ない。

時代が変わり
求められる能力がかわり
教える内容がかわると
教え方も変わるなあ。
私なんぞは、ゲストで学校に行くので
小手先の「技法」なんていうことに
こだわっていられるけれど、
現場の先生方は大変だ。
こうした表面的なことが起こる裏側の
児童・生徒の変容と
日々格闘していかなくてはいけないのだから
大変だ。
そこに入っていくわけだから、
現場の取り組みを
乱すことだけはしたくないなあ。

教員だった父がよくいっていた。
「ゲストティーチャーはずるい」って。
たまに家にいるときにオモチャを買って
子どもの人気をさらう
おいしいとこどりの
パパに通じるものがある(笑)。

そんなことを考えながら
夫と2人の久しぶりの時間を
昨日過ごしたわけだ。
静かだと、いろいろ思索もできる。
子どももかわいいけれど
大人の時間もいいものだ。