娘が小学生になって1か月。
お弁当作りも、幼稚園への送迎もなくなって
少しは生活にゆとりができると
思いきや、息子の塾弁だ、
仕事だ…と相変わらず忙しく…。
神様は、私にゆとりができることを
良く予測して、いろいろ仕事を
与えてくださるのでした。

ところで、わが娘。
小学生になるにあたり、
相当心配しておりました。
というのも幼稚園では
どろだんごを作ったり
木にのぼったり、
ビオトープで魚釣り(?)したり…の
毎日を送っていたのですから。
洋服を着ていなかったら
おさるだと思われること間違いなし!
町を歩いていても
気がつくと街路樹に登っている
おさる娘ですから、
小学校のあの狭い教室に
閉じ込められるかと思うと
かわいそうな気すらしてきます。

親の心配をよそに
娘は、ちゃんと人間らしくしているようで
「先生にほめられたよ〜」と
ニコニコで帰ってきます。
それでも人間を装うのは大変らしく
帰ってくるとランドセルを放り出し
公園にでかけます。
公園といっても都会の公園。
とーっても狭いのですが
そこを何周も走り回るのです。
ただひたすらぐるぐると…。
それはまるでハムスターが
回し車で遊んでいるよう…。
そんな様子を見ても
親は心が痛みます。
まだおさるでいさせてあげたかったなあ、なんて。

この時期、そんな「おさる」たちが
たくさん人間デビューしていることでしょう。
健やかに、楽しい小学校生活を
みんなが送れるように、
そんな社会であることを
願わずにはいられません。