珍しく怒っています。
麻生副総理の発言と、橋下氏をはじめとする
『不問派』の反応です。

世の中には、絶対ダメなことがあるのです。
人を殺めること、人を踏みにじること…。
ダメなことは、ダメ。
ちゃかしてもいけません。

その最低限のルールを
踏み外したことについては
きちんと周囲が「ダメ」と言わなくてはいけないのです。

私の「国語力」では、
本当に見識と品位の欠如としか思えない発言です。
橋下氏が「国語力」がないから誤解を招くといった趣旨の
発言をされています。
ここで麻生副総理を擁護したておきたいという
政治的意図があったのでしょうか。
それはどうあれ、多くの人の「国語力」に責任転嫁して
ことをうやむやにするた姿勢は
本当に腹立たしく思います。
(「国語力」がご専門の先生が
「橋下氏のいう『国語力』は自分にはない」と
言われていて失笑しました。
はたして多くの日本人が理解不能な「国語力」とは
何でしょう?)

有名な学者のブログにおいては
いちいち騒ぎ立てるマスコミがいけないとの主張。
こちらもマスコミに責任転嫁です。
むしろ、この民主主義と人権にかかわる重要事項を
記事にしたり、各方面に取材しないほうが
責任を果たしていないことになるのではないでしょうか。

麻生副総理のワイマール憲法とナチスについての
歴史的認識に誤認があったことも
それも大きな問題ではありません。
「手口を学んだらいい」なんていう
軽口として引き合いに出したこと、
もうそれだけで、十分おかしいのです。

イスラエルのヤドバシェムで受けた衝撃は
忘れられません。
加害者も人であり、被害者も人である現実…。

昨今は、こうした過ちに
きちんと向き合えない大人が
モンスターのように増え、
そうした人々が世の中の重要な地位を占めていることに
非常に危機感を覚えます。

私は決心しました。
今後も、世の中の空気を読まない
言いたいことをいう、ばあさんになることを。
大人の責任として
「ダメなことはダメ」と
いつでも言ってやる!!
繰り返しますが
空気は読みません!!